風格 本当に〇〇らしいか?

日常
なぎさ
なぎさ

こんにちは。渚です。

久々の真面目モードです。

自分の会社の話もしますが、学生から社会人まで全ての方に見て欲しい記事でもあります。

会社が大きくなれば

渚の会社は、数年前よりも規模的にかなり大きくなりました。本家もそうですが、子会社を含んでも利益でかなりの額が増えました。

当然なのですが、社員も増えました。それに加えて部署や役職も増えました。昔からいる人は、結構な割合で上の役職についています。

新入社員だった人は中堅になり、部下を持つようにもなっています。20代中盤の社員は、中間管理職へと昇進しています。

渚の記憶でA君は20歳ぐらいだよなぁ…と思っていても「え?もう26歳?」みたいな感じです。ずっと20歳のように思えて時の早さにびっくりします。

更なる高みへ着いた途端

20代中盤の社員が数年後、中間管理職になりました。その管理職になった社員は「本当の管理職」になれたのでしょうか? 

その社員は、渚と仕事をしたこともあるのですが、管理職になるにあたって渚と別の部署へと異動したのです。もちろん「おめでとう」です。

今後は、仕事も出来る・人望もある管理職になることを願いつつ…と思っていましたが… そうはいきませんでした。

その異動した部署のスタッフからは「言うだけ」「上から目線」「自分でやりもしないのに喋る」「言う内容がコロコロ変わる」などの声が多数あがってしまいました。

「チームリーダーとして指導する能力」には、向き・不向きがあります。しかし、それ以前にやること=「そう」なってはならないというルールがあります。

〇〇らしくなってはいけない

リーダー・マネージャー・SVと呼ばれる人は、その前のクラスで秀でた実績・成果を出した人が上がっているわけですが、役職があがった途端に「役職者らしくなってしまう人」がいます。

昨日まではリーダーだった人がマネージャーになり、「今日その日からマネージャーぶる人」です。これだけはやってはいけないことです。

マネージャーになったとしても、「その人はマネージャーの力がすでに備わっている」ということではありません。

前のポジションで秀でていただけで、これからマネージャーとしての知識・能力を身に付けていく事が出来る権利を得た、ということです。

しかし、リーダー・マネージャー・SVというポジションについた途端、「そのポジションの知識・能力を身に付けたかのような錯覚に陥る人」がいます。

これだけは絶対にやってはいけないのです。

学生・サークル・2年目社員

なにもこれは「役職」だけに限った事ではありません。

学生はどうでしょうか?

2年生になりました。すると、やたらといきがる人がいます。ましてや1年で何が変わるというのでしょうか?

サークル・部活動も一緒です。先輩になりました・部長になりました。「で?」その人の何が変わったというのでしょうか?

突然先輩の・部長の能力がついたのでしょうか?

役職がない社会人も同じく。たかが1年先輩なだけなのに、やたらと先輩ヅラして言ってくる人。一体いつから偉くなった?何が変わった?

言わば、人生の至る所で発生する「〇〇になったら、〇〇の能力が付いたと勘違いする」現象です。

皆さんの周りにいませんか?

自分はわからない

年齢に関わらず、この「〇〇らしくなった人」のやっかいなトコロは、「自覚がない」ということです。

「自分は正しいことをしている」「自分は間違っていない」「自分は〇〇としての行動をとっている」と思いながら発言・行動するのです。

態度と物言いだけが先に上がってしまって、言っている内容とか知識の量と付加さは以前と変わらないわけですから、外見だけを〇〇らしく振舞ってしまうのです。

その中身のない薄っぺらな人が、先輩・リーダー・マネージャー・SVになって指揮棒をふったとしても、そのチーム全体が良くなるハズがありません。

良くなるどころか弱体化していくのです。中にはチーム内に亀裂が入りまくるパターンもあります。

義務

新しく上の立場になった人は、その上の立場の「振る舞い・業務・能力を身に付けていく権利を得た」と同時に「義務」も受け取ったのです。

その立場の知識・能力を身に付けた時、初めて〇〇らしくなったと言えるのです。

その義務に気付かず、〇〇っぽいことだけをしても中身は何も変わりません。

特に社会人になってからは、「〇〇っぽいだけ」という人をたくさん見てきました。

そして、残念な事に。その外見だけ〇〇らしい人は、最後まで気付く事がありません。

なんせ自分が正しいと思っているのですから。

「無知の知」というソクラテスの言葉にあるように、自分が足りないという事を自分が知っていなければなりません。

行く先

結局のところそういう人達は、若い世代であれば輪から外れていく事になります。

20代30代の役職者であれば、そのポジションをはずれることとなります。挙句の果てに去っていく人もいます。

ただ、去っていくといっても、自分は正しいと思ったまま去っていくのです。

冒頭に渚の会社の話をしましたが、組織が大きくなっていく為には必ず必要な事です。

血液が常に入れ替わるように・新陳代謝が行われるように、です。

周囲のサポート

学生であれば「さっきのアレ、言い方マズイよ」とか「アレは良くないんじゃない?」など、仲間からのサポートで修正されることもあります。

しかし会社となるとサポートは極端に減ります。

「アイツに言っても仕方ねーし・あの人気付かないよね? 空気読めないよね? 言っても無駄だよね?」と、知らぬは本人ばかりの状態になる事が多いです。

渚の会社でも、そういう人出さないようにするよう努力しますが、必ずしもうまくいくわけではありません。

キズが小さいうちに・年齢が若いうちに修正していかないと、とんでもない腫瘍になってしまいます。

指導する・教育するは永遠に続きます。

治るか治らないかわからないけど…… それを知りつつ指導も教育も続けていくのです。

アドバイス

と、ちょっと良さげな内容ですが…

なぎさ
なぎさ

渚も20代前半でやらかしてます!!

いや~ 過去の自分に言い聞かせてるみたいでグサグサ刺さりますわ~

渚も若くしてチームリーダーになって、訳のわからない言動をしてきました。

たまたまその時の上司に救われたからよかったものの… あのままの自分で年齢を重ねたら恐ろしいことになっていたかもしれません。

この記事を読まれた方に伝えたい事。

  1. 無知の知
  2. 常に謙虚
  3. 常に学べ
  4. 本当の〇〇らしさを
  5. 白首窮経

これらを刻んで欲しいと思います。渚の様にならないように。

あ。渚、今は違いますよ。

部下の人生を考えながら指導・教育しています。

まだまだ進歩出来ますし、これからもやり続けますよ!

白首窮経

白首窮経(はくしゅきゅうけい)=歳とって老いるまで学問に精を出すこと。

「白首」=は、白い頭という意味から、白髪頭の老人の例え。

「窮経」=は、儒教の基本経典とされる五経(ごきょう)を研究すること。

「五経」=詩・書・礼・易・春秋

さぁ、常に学んでいきましょう!自分も成長して、脱落者も出さないようにしましょう!

今回の記事はここまでです。ではまた。

なぎさ
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